費用/更新日 2026-10-17

LED照明の補助金(家庭向け)|2026年度の実例と探し方・申請の注意点

結論:家庭向けのLED照明の補助は、都道府県や市区町村が独自に行っている例があります。制度ごとに額も期限も違います。

多くの制度で「電球だけの交換は対象外」「期間内に買ったものだけ」「先着順」といった条件があります。買う前に、お住まいの自治体の公式ページで条件を確認してください。

蛍光灯の照明器具をLEDに買い替えるとき、自治体の補助金や値引きを使える場合があります。この記事では、2026年度に受付中・実施中の家庭向け制度を5つ取り上げ、補助額、期限、対象になる条件を比べます。そのうえで、自分の自治体の制度を探す手順と、申請でつまずきやすい点を整理します(確認日:2026年10月17日)。当サイトは施工も販売もしない情報サイトです。

いま使っている蛍光灯の型番が分かれば、型番チェッカーで製造禁止の期限と置き換え先を確認できます。

2026年度の家庭向けLED照明補助の実例

次の表は、各自治体の公式ページ・募集要項で確認できた内容です。どれも予算に達すると早く締め切られることがあります。申請前に必ず最新の情報を確かめてください。

実施者・制度名補助の形と額期限(2026年10月17日確認)主な条件
東京都「東京ゼロエミポイント」対象店舗でその場で値引き。LED照明器具は購入のみ4,000円、取替作業費が発生する場合6,000円2027年3月31日まで(予算の消化状況で早まる可能性あり)住宅の屋内に固定して使うLED照明器具への買い替え
鳥取県「LED照明器具への買換え応援事業」販売店での値引き。製品価格(税抜)に応じて1,000円〜10,000円実施期間は2026年12月31日まで県内の住居の世帯で1回限り。省エネ基準の目標を達成したLED照明器具。持ち運べるデスクライト等は除く
西東京市「地球温暖化対策助成金(LED照明器具)」購入後に申請。本体が税抜8,000円以上なら1台4,000円(8,000円未満は2分の1)。上限25万円2026年12月25日まで(消印有効)2026年7月1日以降に購入・設置。LED以外の器具からの交換で、消費電力が下がること。ランプのみの交換は対象外
調布市「省エネ設備導入補助金」(LED照明)対象経費(税抜)の8割。上限10万円2026年11月30日17時まで2026年4月20日以降に既存住宅で購入。天井・壁に固定するLED照明。他の補助との併用不可
山口県光市「家庭用LED照明買替サポート補助金」購入・設置後に申請。補助対象経費(税抜)の2分の1。上限5万円2027年2月26日まで2026年5月25日以降に市内業者から購入・設置。電球のみの交換は対象外。窓口へ持参

(出典:東京都・目黒区、鳥取県、西東京市、調布市、光市の各公式資料。当サイトで要点を整理)

東京ゼロエミポイントの額は、2025年8月に公表された事業の発表資料によるものです。目黒区のページ(2026年4月1日更新)は、2026年度も2025年8月30日以降と同じ内容で実施するとしています。

制度に共通する4つの条件

1. 電球だけの交換は対象外のことが多い

光市は「電球のみの交換は対象外」と明記しています。西東京市も「ランプのみの交換」を対象外としています。調布市の対象は「天井・壁に固定されたもの」です。補助の対象は、照明器具そのものの買い替えが中心だと考えてください。

電球形蛍光灯(パルックボールなど)をLED電球に替えるだけなら、器具はそのままで済みます。補助の対象にはなりにくいものの、もともと費用は大きくありません。方法は電球形蛍光灯をLED電球に交換する方法で説明しています。

2. 期間内に買ったものだけが対象

西東京市は「令和8年7月1日より前に購入・設置された場合は助成対象となりません」としています。調布市は4月20日以降、光市は5月25日以降の購入が条件です。先に買ってしまった器具は、あとから制度ができても対象にならないことがあります。

3. 先着順で、予算に達すると終わる

西東京市、調布市、光市はいずれも予算の範囲内での先着順です。東京ゼロエミポイントも、予算の消化状況で期日が早まる可能性があるとしています。締切日の前でも受付が終わることがあります。

4. 省エネ性能や購入先の条件がある

鳥取県は、国の省エネ型製品情報サイトの「照明器具」に載っていて、2020年度の目標基準を達成したLED照明器具を対象にしています。光市は市内業者からの購入が条件です。地元の店で買う必要があるか、製品に条件があるかを先に確認します。

お手持ちの蛍光灯の型番で調べる

型番を入れると、製造禁止の時期・代わりのLED・工事が要るかを1ページで確認できます。

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申請のタイミングは「値引き型」と「購入後申請型」で違う

家庭向けの制度は、受け取り方で大きく2つに分かれます。

型例流れ注意点
店頭値引き型東京ゼロエミポイント、鳥取県対象店舗で買うと、その場で値引き。申請は販売店が行う取扱店舗でないと値引きされない。買う前に店に確認する
購入後申請型西東京市、調布市、光市購入・設置 → 書類をそろえて申請 → 審査 → 振込領収書の宛名、設置前後の写真など、書類の不備で受け付けられないことがある

なお、マンションの管理組合向けの制度では、港区のように「工事の着工前に申請し、決定通知が届いてから着工」という事前申請型もあります。共用部の制度はマンション共用部の蛍光灯LED化で取り上げています。

購入後申請型で求められる主な書類

西東京市の募集要項では、次の書類を求めています。ほかの自治体でも似た書類が求められることが多いため、買う前から準備しておくと安心です。

西東京市は、よくある不備として「領収書の宛名欄が空欄、または家族の氏名」「領収書ではなく請求書や納品書を添付」を挙げています。

注意:交換前の写真は、器具を外す前にしか撮れません。工事を頼む場合も、作業の前に自分で撮っておくか、業者に撮影を頼んでおきましょう。

申請前のチェック表

実例の5制度で条件になっていた項目をまとめました。買う前に、お住まいの制度で1つずつ確認すると、対象外になる失敗を防げます。

確認すること実例での条件確認しないと起きること
対象は器具か電球か光市・西東京市は電球(ランプ)のみの交換を対象外LED電球を買っても補助が出ない
購入日の条件西東京市は7月1日以降、調布市は4月20日以降、光市は5月25日以降受付開始前に買ったものは対象外
購入先の条件光市は市内業者、東京都・鳥取県は取扱店舗ネット通販などで買うと対象外になることがある
製品の条件鳥取県は省エネ基準の目標達成品、西東京市は交換前より消費電力が低いこと条件に合わない製品は対象外
設置場所光市は1基は居室に設置、調布市は既存住宅で天井・壁に固定収納や屋外だけの交換は対象外になることがある
回数・併用光市・鳥取県は1世帯1回、調布市は他の補助と併用不可2回目の申請や併用が認められない

鳥取県の制度の詳細は鳥取県の公式ページで確認できます。

お住まいの自治体の制度を探す手順

  1. 市区町村の公式サイトで探す:サイト内検索で「LED」「省エネ」「照明」「補助」「助成」などの語を試します。光市は環境政策課、西東京市は地球温暖化対策の助成のページで案内しています。
  2. 都道府県の制度も確認する:東京都や鳥取県のように、都道府県が店頭値引きを行っている場合があります。市区町村の制度と併用できるかは、それぞれの条件で確かめます(調布市は他の補助との併用不可)。
  3. 対象・期限・予算の残りを確認する:電球だけでもよいか、器具ごとか。購入日の条件と、申請の締切。予算の残りを公表している自治体もあります。
  4. 買う店と製品を決める:取扱店舗や市内業者の条件、省エネ性能の条件を満たすかを確認します。
  5. 写真と領収書を残す:交換前の写真を撮り、宛名入りの領収書をもらいます。

補助金のまとめサイトもありますが、情報が古いことがあります。最終的には自治体の公式ページで、受付期間と条件を確認してください。

補助の対象になりやすい交換の例

今の照明LED化の方法補助の対象になりやすさ
丸形蛍光灯のシーリングライト(引掛シーリングで取付)LEDシーリングライトに器具ごと交換器具の買い替えなので対象になりやすい
直管蛍光灯の天井灯・キッチン灯LED器具に交換(電気工事が必要な場合あり)器具の交換なら対象になりやすい。工事費が対象かは制度による
電球形蛍光灯(E26・E17)LED電球に交換「ランプのみの交換」として対象外の制度が多い
卓上スタンドLEDスタンドに買い替え西東京市・鳥取県では対象外とされている

丸形の器具の選び方は丸型蛍光灯をLEDにする方法とシーリングライトの選び方で説明しています。工事が必要かどうかは蛍光灯のLED交換は自分でできるかを参照してください。

補助金がなくてもLED化を考える理由

環境省によると、蛍光ランプは種類ごとに製造と輸出入が禁止されます。電球形は2026年1月1日から(30W超は2027年1月1日)、コンパクト形は2027年1月1日から、直管形と環形は2028年1月1日から(ハロりん酸塩系の蛍光体のものは2027年1月1日から)です。使用・販売・購入は禁止されません。種類別の期限は製造禁止期限の一覧、全体像は蛍光灯はいつまで使えるかで確認できます。

また、製品評価技術基盤機構(NITE)は2026年3月、蛍光灯器具の事故のうち使用年数が推定できた133件の約9割(120件)が、使用10年を超えた器具だったと公表しました。古い器具は、補助の有無にかかわらず器具ごとの交換を検討してください。電気代の差の計算は蛍光灯とLEDの電気代比較で説明しています。

補助を使うときの判断のポイント

まとめ:家庭のLED照明補助は自治体ごとの制度です。「器具ごとの交換か」「いつ買ったものが対象か」「締切と予算」の3点を、買う前に公式ページで確認しましょう。

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型番を入れると、製造禁止の時期・代わりのLED・工事が要るかを1ページで確認できます。

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よくある質問

LED電球に替えるだけでも補助金はもらえますか?

制度によりますが、光市は「電球のみの交換は対象外」、西東京市は「ランプのみの交換」を対象外としています。家庭向けの補助は照明器具の買い替えを対象にする例が多いため、お住まいの自治体の条件を確認してください。

LED照明を買ったあとでも補助金を申請できますか?

購入後に申請する制度はありますが、購入日の条件があります。西東京市は2026年7月1日より前に購入・設置したものを対象外としています。制度の受付開始前に買ったものは対象にならないことがあります。

東京ゼロエミポイントでLED照明はいくら値引きされますか?

2025年8月の事業の発表資料では、住宅の屋内に固定して使うLED照明器具で、購入のみなら4,000円、取替作業費が発生する場合は6,000円です。対象店舗でその場で値引きされます。目黒区のページでは2027年3月31日までとされていますが、予算の状況で早まる可能性があります。

国の家庭向けLED照明の補助金はありますか?

この記事で確認できた家庭向けの例は、都道府県と市区町村の制度です。国の制度を含め、最新の情報はお住まいの自治体の公式ページで確認してください。

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出典・確認日

確認日:2026-10-17。官公庁・メーカー・事業者の公開資料を確認して作成しています。確認できなかった事項は推測で書いていません。

  1. 目黒区「東京都『対象の省エネ家電に買い替えるとその場で値引き!』(東京ゼロエミポイント)」(2026年4月1日更新)
  2. 東京ゼロエミポイント(家庭のゼロエミ行動推進事業)発表資料(2025年8月22日)
  3. 鳥取県「買換えは今!! LED照明器具への買換え応援事業」
  4. 西東京市「令和8年度 地球温暖化対策助成金(LED照明器具)募集要項」
  5. 調布市「省エネ設備導入補助金 申請の手引き」(令和8年度)
  6. 光市「家庭用LED照明買替サポート補助金」チラシ(令和8年度)
  7. 港区「管理組合等向けLED照明」(2026年4月23日更新)
  8. 環境省「一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入の禁止について」
  9. NITE 発表資料PDF(2026年3月26日)

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